数学や統計でよく使われているMATLABの製品ファミリーには、モデルベース設計や自動コード生成・検証シミュレーション等が可能なSimulink/Stateflowといったツールもあります。

MathWorks社のMATLABは研究者の間で数学・統計計算から金融・バイオインフォマティックスに至るまで広く使われていますが、自動車などの制御機器の組込系システムの製品開発の現場においても、同社のSimulink/Stateflowなどが実際に利用されています。組込開発の現場も、品質や生産性の向上と日々戦いながら進化している先端技術領域であると言え、そういった領域まで含めて考えると、より高度なツールを活用するという意味での「MATLABプログラマ」は今後さらに増えていく可能性があるように思います。