認知中心設計原理
道具を人間に役立つように最適化していくということは、究極的には人間の認知構造に基づいて道具を設計し、進化させていくことに他ならない。人間が作るものを支配しているのは、基本的にこの「認知中心設計原理」であり、自然法則は制約条件でしかない。
道具を人間に役立つように最適化していくということは、究極的には人間の認知構造に基づいて道具を設計し、進化させていくことに他ならない。人間が作るものを支配しているのは、基本的にこの「認知中心設計原理」であり、自然法則は制約条件でしかない。
IT業界ではクラウドという言葉が氾濫していますが、今はまだ、データセンタを仮想化して時間やリソース単位で切り売りしやすくしようという程度の話が多いようです。サーバーのコンピューティングパワーやストレージの切り売りから始まった「クラウド」が、単なるコスト削減競争でなく、何か本当に新しい価値を提供できるようになるのかどうかはまだわかりませんが、私自身は、その鍵が既存のコミュニケーションメディアである「電話」や「テレビ」にあるのではないかと思っています。
久々の更新です。会社ではなく社長のブログという位置付けに変わったこともあり、考えたことを気軽に(時々ですが:)書く予定です。というわけで、最近感じるのは、ネットで増える個人の情報発信が、多数決とはちょっと違う民主主義を作る力になろうとしているのではないか、ということです。